ピーター・ブルックの「シズウィ・バンジーは死んだ」


"Sizwe Banzi est Mort" by Athol Fugard, John Kani and Winston Nsthona
Directed by Peter Brook
In Theatre des Bouffes du Nord,
on 9th Jan 2006 and 12th Jan 2006

キンダイシュラン《★★★★★》



あまり日本では知られていない作家だと思いますが、
Athol Fugardは南アフリカの反アパルトヘイト活動家で
主にアンダーグラウンドで演劇活動をしていた人です。
まだ生きていますが、彼の活躍したのは60年から70年代にかけて。
なぜ今になってピーター・ブルックがこの作品を選んだのかいまいちわかりませんが、
良かったことはたしかです。


二夜見て、どちらも涙なしには見ることのできない公演でした。
面白いのは泣けた場面がまったく違うということ。
それはまた後ほど書きます。


載せた写真は舞台です。
観客席と同じレベルに装置を設置している、いわゆるゼロ段舞台。
この劇場のぼろさがわかると思います。
しかも席はベンチ!
写真にある白いのが席です。


ちょっと書き忘れてて、もう面倒なので英語で書きます。
ごめんなさいね。