England People Very Niceをみてきた


England People Very Nice
Directed by Nicholas Hytner
@ Olivier, National theatre


キンダイシュラン《★★★★☆》


これは面白いよ。
いろいろ考えさせられたし、
でもとにかく笑えたし、
深刻なテーマだけど、
笑ってすごせる(すごそうと必死なのかな)ロンドンの人たちと、この脚本のうまさに脱帽。
なんしろ演出がとっても切れ味のいいかんじで、
明確で、無駄がなくて、よかった。

あと、Olivierなのに、舞台が回転してない!
っていうのがもうツボ。
かっこいい芝居って、ああいうのを言うんだろうなあと思いました。


淡々とすごしていくんだけど、
きちんと見せるっていう、
演出家を感じさせない演出って、すごいです。


この芝居を見る前に
Compliciteのレクチャーっていうのがあって、
そこにいってきました。
面白かった。
サイモンマクバーニーっていう人は、とにかく、作りたいものしか作らないっていう
ホントに明確なワガママ大王だということがわかりました。


ああいうワガママをずっといい続けてるのに、
ちゃんと人がついて離れないでいるっていうのは、
すげえなあっておもいます。