今日はWe Will Rock Youだった。

We Will Rock You
@ Dominion Theatre

キンダイシュラン<★★★☆☆>

クイーンの曲ばっかり使って作ったミュージカル。
一昨年あたりに確か日本でも新宿コマでやってました。
でも、あれを日本でやったときはどんなだったんだろう。
評判ばかりが先走りすぎてたんじゃないかなあ。

ベン・エルトンを日本の人は誰だかわかってたんかなあ。
僕は今の今まで、
ベン・エルトンをクイーンと一緒に活躍してた
ミュージシャンだと勝手に思ってました。
全然違いました。
イギリスでは有名な作家みたいです。しかもコメディアン。

ところどころにロックの小ネタが出てきて、
面白いんですが、
話は全然つまんないです。
友達の言ってた、「クイーンが好きなら見てもいい」っていうのは
まったくだと思いました。

客のノリについていくのがやっとです。

ホントに、あの感じは全員サクラなんじゃないかと思うくらい。

でもいいなあと思ってたのを一つ。
最後、芝居が終わって、拍手が鳴り止まなくて、
ちょっと、拍子抜けしてた時に、バックのスクリーンに
「Do you want Bohemian Rhapsody?」って出て、客興奮。
なんしろ、途中まで劇中には出てたし、
主人公の名前は「ガリレオ・フィガロ」だし。
歌わないの方がおかしいだろうって思っていたあたりを刺激されて、
客、爆発。
「そうだよ！あの歌うたってないじゃん！」っていう、
アホ丸出しの客。
「…Ok,then…」と来て、ガリレオフィガロやってきて、
ソロで始まるのだけど、
客が歌いだしてガリレオ歌わないのね。
あの瞬間、イギリスに来ちゃったなあと思いました。

もう、どんだけヒット曲だったんだろうと。
みんなが知ってるクイーンの曲なんだなあ。
みんなが大好きなクイーンを
一番気持ちよく聞くことのできる、そういうミュージカルなのかな。。。
一番楽しそうなのは、僕の目の前に座ってた（いや、後半はずっと立って歌ってた）
中年のおばちゃんでした。

クイーンが聞きたくなりました。

バーイシクル！バーシクル！

客からの疎外感もあったりして、
★三つ。