スタンダップコメディをみてきた。

Rhona Cameron Live

at the Menier Chocolate Factory



イギリス来たら、いつかは見てみたいと思っていた
スタンダップコメディを、みてきました。


本当は「Take Flight」というミュージカルを見に行くつもりだったんだけど、
あまり時間を気にしないで行ったら受付で
「月曜日はTake Flight」はやりませんです。でもこのスタンダップコメディは面白いですよ、きっと!」
と言われたので
7.50ポンド払って見ました。

客席は150人がキツキツで入るくらい。
舞台はなんと、Take Flightで使っている舞台装置をそのまま使っていました。
客層はなにやら女性同士の二人組が多く、
他にも20〜30後半くらいの年齢のグループが多かったです。
一人で来ている人たちもいましたけど。

ロンドンブリッジ周辺の環境

っていうか、
もうね、この劇場の場所がすごくヤバイ!!!!!!
まじでやばい!!!!!!!!!
めちゃくちゃこわい!!!!!!!!!!!


いやぁ、なんか、なんていうかね、そこら中
やりかけの工事現場ありすぎ。
道端で寝っ転がっている人多すぎ。
妙なアンケート取っている人ウザスギ。
一本道入ったところの建物古いし背が高いし、
屋上アンテナたくさん出っ張ってるし。


この気になる場所、
地下鉄のロンドンブリッジ駅を降りて、
南西にSouthwark Streetに沿って歩いていくと
目当ての劇場The Menier Chocolate Factoryがあります。


この劇場の名前、ファクトリーとあるように、
もともとチョコレート工場だったところを改造してできた
アートコンプレックスで。


そういえば、ですよ。
このあたりはレンガ造りの倉庫や工場跡が多いんです。
近くにあるTate Modernという、
今ではロンドン最強の近代美術館も
もともとは発電所でした。
(1981年閉鎖されて2000年にオープン)


そういう、場所なんです。
まだ工業地区の息吹の残る、かなり密度の高い場所です。
団地に隣接するように道が走り、
カフェやパブは少ないし、レストランのようなものもあまりないです。


で。
ロンドンブリッジのあたりはどうも住むには適さないだろうなあと思う場所でした。


ただ、川沿いの散歩道は別です。
ロンドンブリッジはタワーブリッジとブラックフレェア橋との間にあって、
横から見ると素敵な橋です。
グロ−ブ座からテクテク西に向かっていくと対岸にセントポール大聖堂が見え、テートモダンの高い塔が見え、
そのまま古いパブを抜け、
レンガ造りの奇妙なOXOビルを通り抜け
ナショナルシアターに向かっていくと、
目の前にテムズ川を挟んでビッグベンが見えます。
ナショナルシアターを通ると
ウォータールーブリッジをくぐり、
ナショナル・フィルムシアター
クイーンエリザベスホール
ロイヤルフェスティバルホール
のコンクリートの芸術地区が一気に広がります。
もちろん、この間、イギリス最大の観覧車、
ロンドンアイも見え続けています。

Southbank Walkと呼ばれるこの散歩道だけは別です。
ここを歩いているといろいろといやなことも忘れます。
芸術が形とその身をもってガツンと迫りくる場所、
それが、ロンドンのテムズ川南岸です。
北岸のモダンな建物と対比をなすように
南岸のコンクリートうちっぱなしの近現代風な建築のコントラストは
結構いいものです。


で、ライブの話を。


ちょっと場所の話に時間をかけすぎたけど
この、スタンダップコメディアン
レズビアンでした。


すっごい美人だし
スタイルも、まあまあいいし
なんかすっごくパンクな雰囲気があったので、
結構好きになりました。
話はちょっと冗長になりがちだったけど
そこは客の温かさに守られているような気がしました。


アメリカのスタンダップコメディをよくは見ないのだけど
印象として多いのは、人種についてのジョーク。
けど、彼女のネタは人種についてはまったくなかったです。
ゲイ・レズについてのジョークは満載だったけど。
でも、自身がレズだからこそ言える何かをしっかりと言っているような気がしました。


不思議なんだけど、
どうしてこっちのレズビアンの大多数の髪型て、
ショートカットなんだけど、頭のてっぺんの髪の毛が極端に短いんだろう?
こういう人をSOHOで見るとなんか、ちょっと疑ってしまいます。
短すぎてピンピンッて立ってて、なのに後ろ髪は長くて。
前髪は短くしてるか、7:3に分けてるかしてます。
不思議です。


あ、あと、
英語は分からなかったけど、すごく笑えました。
っていうことは、分かってたのかな…?


はい、そういうわけで、
ちょっと長くなりました。