マイケル・クラークの現代バレエ


Stravinsky Project
by MICHAEL CLARK COMPANY
@ Barbican Theatre
£5.60

キンダイシュラン<★☆☆☆☆>


バービカンのアソシエイト・アーティストのひとり、マイケルクラークのダンスを見てきました。
3年がかりの企画で、今回が最後の第三作目。
ストラヴィンスキーの音楽に乗せて、グネグネとタイツを着た人たちが動き回るのだけど、
どうも身体の使い方に魅力を感じませんでした。
最初はOというタイトルで、ストラヴィンスキーの’アポロ’
二つ目はMmm...というので、同じく’春の祭典
三つ目がI Doというので、’Les Noces’のあわせて踊っていました。

面白かったのはストラヴィンスキーが指揮していた映像がそのままスクリーンに映し出されて、ただただ僕らはそれを見るのだけど、ストラヴィンスキーの右手がすごく細やかに動くのに感激しちゃって、マイケルクラークのダンスよりも俄然面白かったです。

あんなにドラマティックな音楽なのに、振り付けはまったくシケたもんで、ダンスを見に行った時にかんじる「すげえ!」といった感想は全くなかったです。
ストラヴィンスキーの音楽を聴いた、ただそれだけでした。
オーケストラピットの中にグランドピアノが4つ入ってたのがびっくりしました。


マイケルクラークは若いときから踊り手として有名だったそうで、
バービカン劇場に住んで、作品を作る生活をして、世界をグルグルツアーしているのだとか。
すっごくうらやましいです。
なので、とりあえず
バービカンのレジデント・アーティストになる。という目標ができました。
これになれたら、楽しいでしょう!