クリスマスシーズンに見た芝居


Rapunzel

A Kneehigh Theatre and BAC CO-Production
Queen Elizabeth Hall

キンダイシュラン《★★★★☆》

テムズ川の南岸は一大文化施設の聖地となっていますが、
ちょっとしたコンクリートの塊に見える女王エリザベス講堂。
そこで夜な夜な行われるホントは怖いラプンツェルのお話。
ちっちゃい子、よっといでー。こわいでー。おもろいもんみせたるでー


というような作品です。
メッチャおもろい。


演出家のエマ・ライスはThe Matter of Life and Deathというのを見て好きなったんですが、
この人の得意技、必殺・振り子ベッドで熱いくちづけ!がこのラプンツェルでも炸裂しました。


思春期を迎えて悪い虫が寄り付くのを嫌った母親に
塔に閉じ込められたラプンツェルは長い髪でロープを作っていました。
この髪のロープをよじ登ってお母さんから面白い本や食べ物をもらっていたんだけど
ある日ラプンツェルの歌声に誘われてきたトスカーナの王子様が声をかけます。
ラプンツェルラプンツェル、その長い髪を下ろしておくれ」
塔を登った王子様と出会うラプンツェルは、一気に恋に落ちます。


ラプンツェルの塔は高いところにぶら下がっているブランコで表されているのだけど、
そのブランコの上で繰り広げられるロマンスったらもう、たまらないです。

1月の5日までやっています。
ぜひぜひ。



も一つ。