傑作がロンドンに帰ってきました。

History Boys
By Alan Benett
@Wyndham’s Theatre


キンダイシュラン《★★★☆☆》


英語が分かればすっごく面白いんだと思います。


男子校にいるちょっとホモっけのある年老いた英語の先生ヘクター。
生徒には人気はあるけれど、校長先生にはあまりよく思われていません。
この学校はこれからオクスフォード、ケンブリッジにおくろうとがんばっている校長は
オクスフォードでの経験をつんだ若い歴史の教師を送り込みます。
英語の授業なのにフランス語を教えてみたり、
いつも詩の話をしてみたり、学習指導要領から踏み外れたモノを教えるヘクター。
歴史のレポートの書き方を根底から覆して、面白いレポートを書かせようとする若きアーウィン
アーウィンは特にオクスブリッジに行くための書き方を教えていきます。
もともと賢かった生徒たちはいろんな葛藤をしながらも、なんとか大学へ進学していきます。


そこへ、ヘクター先生の立場を揺るがす、とある噂が校長先生の耳に入って…。


なんというか、とても王道な会話劇です。映画にすればいいんじゃないかと思っていたんですが、
まさに映画になっていました。
日本では公開されていないみたいですが。
やっぱりイギリスの学校システムがいろいろ違うからかな。

ロビン・ウィリアムスの「今をいきる」が好きな人はたぶんなんか似ているなあと思うんじゃないかな。
面白いはずです。


舞台は4月の末までやっています。