笑いのつぼ
The Lover The Collection
by Harold Pinter
@Comedy Theatre
キンダイシュラン《★★☆☆☆》
ピンターの二つの芝居をまとめて上演ということで。
テーマもなんとなく似ていたのでくっつけたのでしょう。
出演者も4人と少ない。
面白かったけど、笑いのつぼとかについてちょっと考えてしまいました。
ピンターの芝居は面白いのだけど、どうしてちょっとダークな感じが残るんだろう。
そして、どうしてダークな感じで演出するんだろう。
こないだ「外国語で笑う」という展覧会に行って、
笑いのつぼの違いを文化の違いと言語の違いでもってほとほと感じたところだったのですが、
ホント、ピンターの芝居で笑えるようになるには、ある程度英語が分からないといけないんだろうなあと思いました。
それでも’間’の面白さが大体の笑いを作り出しているのだけど。
あの’間’は英語独特で、日本語でやったらまた違うところを間にしないといけないんだろうなあ。
あ、午前中にヘンデルの家っていうところに行ってきました。
びっくりしたのは、ヘンデルの隣の家にジミヘンが住んでいたっていうのでした。
ちょっとヘンデルの家はガッカリでした。
ベタベタなギャグとかジョークとか、ほんと、なんなんだろうなあ。
世界中の人間が面白いと思える芝居って、作れないのかなあ。