SerenadeとRushとHomage to The Queen


Serenade/Rush/Homage to The Queen
@Royal Opera House


Serenadeはチャイコフスキーの弦楽セレナーデをバランシンが振付けたもの。
Rushはプロコフィエフの音楽を使った新作、
Homage to Queenはああ、ロイヤルってたしかにロイヤルだよね。といったもの。
学生スタンバイでいい席を10ポンドで買えました。

セレナーデ、
好きだったサララムが、なんだか「はいはい、踊ればいいんでしょ」的な雰囲気で踊ってて、
も一人の女の子 Mara Galeazziがすっごいがんばってた。
なんていうか、もちょっときっちり踊ったらどこかの独裁国のパフォーマンスみたいになっちゃうのかな。
白い女性と、青い男性。男性たちはあくまでも裏方に徹して女の子たちをあげあげしていく感じです。


Rushは、
ぱっと見はあたらしいくて、わくわくしたんだけど、
進むにつれて隣の小さい女の子がぐずりだし、僕は眠くなり、
気づいたら終わっていました。
もうちょっと、どこ見たらいいのか分かりやすい物を作ってほしいです。


Homage to The Queen
始まったとたん、オケの気合が全然違ってた。
あれか、やっぱり女王様のこととなると失敗はできないか。
前のRushでメタメタだった音楽が、いきなりピッシリドッシリガッチリして、
舞台のうえでまずは全員登場したせまっ苦しい舞台をより暑苦しくしてました。

4つのエレメント(土、水、火、空気だったかな)に分かれて、
一つ一つたっぷりと踊っていくのだけど、
なんだか妙にアジア顔が多いなあと思ってプログラムをのぞいたら、
ロイヤルで日本人の名前がたっくさんあって、びっくりしました。
水の女王は吉田都さんで、なんだか一人でちゃんと踊っていました。


今日の一日ずっと舞台の上がざわざわしてて、
なにか裏であったのかな。と思ってしまいました。
慌しい振り付けだったのか、なにかすごいフラストレーションがたまっていたのか。
ちょっと、残念でした。


そういえば、芝居やバレエ見たの久しぶりでした。
忙しすぎてわーってなっていた時に、
とりあえずイイモンを見るっていうのは大事だなあ。
休日は舞台に行こうと思います。