テ・カナワの歌声を生で堪能。


Dame Kiri Te Kanawa Chiristmas Gala Concert
@ Cadogan Hall


キンダイシュラン《★★★☆☆》


テ・カナワってまだ生きてました。
そりゃそうなんだけど、
やっぱり歳はとりたくないね、と思ってしまいました。
でもちゃんと彼女の声は出ていたのだけど、
まるで悪いスピーカーのような、高音に来るとバリバリする音が聞こえてきて、
ホントにスピーカーがだめなんじゃないかと思ったのだけど、
どうやら、彼女の体の震える音だったみたいです。


すごくよかった。


でもぜんぜんクリスマスの歌は歌わないで、
申し訳程度にホワイトクリスマスと「Are you going home for Christmas」を歌って。
最後に会場だったカドガンホールを支えた人で今週引退する人のために、
アンコールで歌ってくれました。
O Mio Babbino Caro


泣いちゃいました。

ちょっとこの録音のときとは声がちょっと違って、もうちょっと透き通った声でした。
多分若いころはちょっと強い声の出せるソプラノだったと思うのだけど、
やっぱりよる歳の波にはかてないのかな。


とってもいいクリスマスイベントでした。